いつの間にか お肌にプツプツができ、そこがシミのように茶色くなっていたりします。
デコルテ上部や額などにできやすく、シミとは違って「イボ」と呼ばれています。
目次
しみのように見える正体は「イボ」
このイボですが、正式名称は脂漏性角化症と呼ばれるもので、女性だけでなく男性にもできます。
最初は小さいシミだったものが、紫外線や お肌に残った古い角質の影響でお肌の一部が盛り上がってきてイボ状になってしまうものです。
このイボは加齢とともにできやすくなりますが、遺伝や肌質などの影響で若い方のお肌でもできることがあります。
イボ状のシミそのものは 目立つところにできると 年齢を感じさせてしまうなど、それなりに困るものですね。
放置しておくと 年々イボが徐々に大きくなる場合があります。
それについついさわってしまったり、ひっかいてしまったりしてお肌にダメージを与えてしまうこともありますね。
シミ状のイボのケア方法
このイボ状のシミですが、どのようにケアしたらよいのでしょうか?
病院でのイボ治療
皮膚科では 液体窒素やレーザーなどを使ってイボの治療が行われています。
保険が適用か?となると 美容目的での治療は原則として自費治療。
状況により保険が適用となるケースもあるようですが、あくまでも医師の判断によるものですので受診しないと分かりません。
イボ状のシミは気になるけれども皮膚科で高額の治療費を払ってまで・・・という方も多いと思います。
自宅でできるイボのセルフケア
最近では このようなイボ専用のケア用クリームなども発売されています。
イボ、というと足のイボ用のクリームが昔から市販されていますが、それとは違い顔やデコルテなどでも安心して使える植物由来の成分配合のジェルクリームがいくつか発売されています。
こういったクリームにはイボや角質のケア成分として知られるアンズエキスやハトムギエキス(ヨクイニン)が配合されています。
メーカーによっては さらにプラセンタなどの美肌成分も配合されおり、イボだけでなくスキンケア効果も期待できるものもあります。
ですので、イボが気になる箇所だけでなく 顔全体にオールインワンゲルとして使うこともできます。
また、イボができやすくなっているお肌にありがちなお肌のざらつきなどのケアもできます。
プツプツしたイボを増やさないためのコツ
イボは加齢により増えてしまいがちですが、お肌への摩擦で増えてしまうことがあります。
スクラブなどで強くこすったり、衣類で擦れたりすることで角質に刺激を与えてしまうとイボが増える原因になります。
デコルテにイボができやすいという方は ネックレスや 固い襟の洋服などを避けるようにしてみるとよいでしょう。
イボが急に大きくなったという場合は要注意
プツっとしたイボだと思っていたら ほんの数か月で大きくなってしまうことがあります。
これは悪性腫瘍、つまり皮膚がんである可能性が高いので 早めに病院で治療を受けるようにしましょう。
悪性腫瘍の場合、放置しておくと出血したり 形が急に崩れたりという症状が出やすくなります。
まずは早めの受診をおすすめします。