加齢と共に顔の頬や、鼻周りの毛穴が 少しずつ目に付いてくる事があります。
毛穴は元々丸い形をしていますが、加齢により毛穴の周囲の皮膚が衰えてくると、毛穴も皮膚に引っ張られ伸びてしまい、それが目に見えるようになるので、たるみ毛穴と呼ばれます。
たるみ毛穴の一番の原因は、毛穴が重力に耐えられずに伸びて目に付いてくる事ですが、加齢により体内のコラーゲンが減少し、肌のハリや弾力が無くなってくるのも原因の一つです。
たるみを防ぐ為には、顔にある表情筋を日ごろからよく使う事が大切です。
舞台俳優や歌手の顔が、年齢よりも若く見えるのは、人前に出る仕事なので、しっかりとした肌ケアをしているというだけでなく表情筋を毎日よく使っている為、顔がたるみにくくなっている点もあります。
紫外線も毛穴のたるみの原因に
たるみ肌の原因の一つである、コラーゲンが減少すると、水分保持力が衰える為、肌は乾燥し易くなりますが、長年浴びている紫外線も蓄積し続けるので、どうしても肌に潤いが不足してしまいます。
紫外線を浴び続けると、紫外線に含まれるUV-Aの働きにより、光老化という老化現象を起こします。
紫外線のA波は体内のコラーゲンの繊維を切断してしまうので、肌は水分を維持出来なくなりたるみ始めます。
また、コラーゲンが切断された箇所は、波のようにひだとなり、シワを作る元になります。
コラーゲンは失うと体内で生成する事が出来ない上、化粧品によって肌から入れる事が難しい為、サプリメントを飲むなどしてもアミノ酸として分解されてしまいます。
毎日の食事をバランス良く食べる事、UVケアをしっかりする事で、コラーゲンの減少は抑えられるでしょう。
たるみを完全に解消する事は難しいですが、日々のお手入れ、そして心がけで改善する事が出来るので、一度毛穴が開いたからと諦めずに、たるみケアをしっかりしましょう。