角栓はニキビの元となるものです。
しかし、ただ角栓が存在するだけでは、ニキビになるということはありません。
角栓というのは、古い角質と皮脂が固まって毛穴につまったものです。
よく、鼻の毛穴などにぽつぽつとしたものが見えることがあります。
これを押し出すと、外にぬるっと出てきます。これが角栓です。
角栓を放置しておくと、雑菌が入り炎症を起こすことがありますし、アクネ菌が入るとニキビになってしまいます。
ですから、角栓を取り除くことでニキビを予防することができます。
ただ、指や爪で押し出すと、皮膚を傷つけてしまうことがあります。
また、毛穴が開く原因にもなります。
角栓は、顔を洗うときに自然になくなるものです。
しかし、長い間詰まってしまっているものは、なかなか洗い落とすことができません。
まずは、入浴や蒸しタオルで毛穴を開き、それから洗顔をするようにしましょう。
そうすることで詰まった角栓が外に出やすくなり、自然にきれいになります。
生活を見直して角栓予防!
角栓は、取り除くことも大切ですが、詰まらないようにすることもニキビを防止するためには必要です。
皮脂が多く分泌されると角栓はできやすくなります。
皮脂の分泌が多くなる原因として、ホルモンのバランスが崩れたりストレスが溜まることが挙げられます。
ホルモンバランスを整えるためには、規則正しい生活を送ることが大切です。
特に睡眠不足はホルモンバランスが崩れるばかりではなく 疲れも取れず、ストレスが溜まりっぱなしの状態になります。
また、食事にも気をつけなければなりません。
脂分の多いものを摂取することで皮脂の分泌量は増えてしまいます。
なるべく野菜中心の食生活を送るようにしましょう。
野菜にはたくさんのビタミンが含まれており、体に抵抗力をつけてくれます。
それによってニキビを防止することもできます。