ニキビによる色素沈着によって、顔に赤みや黒ずみができてしまうことがあります。
ニキビが炎症を起こしたり化膿することが原因で赤みや黒ずみ、茶色いシミが残ってしまうのです。
人や箇所により赤や紫、茶色などさまざまな種類の色があります。
色素沈着は、普通はニキビの炎症が治まった後にみられます。
ニキビの色素沈着の原因となるのはメラニンという色素です。
これは茶色いシミのような色素沈着を作ります。
また、紫色の色素沈着は、血液の中に含まれている ヘモグロビンという色素が原因となっています。
お肌の新陳代謝が良い状態ですと、時間が経つとだんだん目立たなくなってきます。
炎症の度合いや色の濃さにもよりますが、普通は3ヶ月から半年ほどで自然に目立たなくなります。
しかし、そうでない場合には何らかの対策が必要となります。
ホームケアで行うニキビの色素沈着ケア
ニキビの色素沈着を解消する方法の一つとして、ピーリングがあります。
ピーリングというのは、角質ケアのことで、溜まった古い角質を取り除くケアのことです。
このピーリングは自分で行うこともできますが、皮膚科で施術として受けることも可能です。
ただし、お肌が敏感で弱い方にとっては、ピーリングは刺激が強すぎる場合があります。
また、ビタミンCの摂取によってニキビの色素沈着は治まります。
お肌の内側から色素を薄くする働きがあります。
しかし、食物からビタミンCを摂取しているだけですと、治るまでにかなり時間がかかってしまいます。
お肌の奥にビタミンCをしっかりと届けるには、化粧品を使うケアが必要になります。
ただビタミンCが配合されている基礎化粧品を選ぶのではなく、
よりお肌の奥まで届きやすいものを選ぶようにしましょう。
また、含まれているビタミンCの濃度が高いものを選ぶのもポイントです。
上手に活用して 色素沈着を薄くしてゆきましょう。