インナードライの対策として大切な点に洗顔の方法があります。
皮脂が多いからと一日に何度も雑に洗うことにより、皮膚の表面の組織が傷ついてしまい、余計に肌の内側にある水分が蒸発しやすくなってしまいます。
ですから、洗顔料や石鹸の泡をたっぷり立て、それを肌の表面で転がすようにして丁寧に洗う習慣にしましょう。
よくあわ立てた洗顔料を肌に乗せて洗顔することで、より肌に優しく汚れを落としてゆけます。
洗い終わったら、しっかりと泡を水やぬるま湯で洗い流すことが大切です。
アイメイクもしっかりと落とすようにしましょう。
目の周りは肌が敏感なので、決してこすらず優しくメイクを落とすように心がけましょう。
そして、洗顔後に化粧水でたっぷりと水分を補給します。
化粧水での保湿で対策を
コットンに化粧水をつけて肌の上にしばらくおくローションパックも有効です。
水分が不足することでインナードライはどんどんひどくなってしまいます。
インナードライの肌の場合、表面がテカるのでさっぱりタイプの化粧水や洗顔料などを使いたくなりますが、実は肌の奥は乾燥していますので、さっぱりタイプだけではなく、基礎化粧品を見直すようにしましょう。
また、紫外線が肌に当たらないようにすることもインナードライの対策の一つです。
たとえ短い時間外に出るときでも、必ず日焼け止めクリームを使用するようにしましょう。
日焼け止めクリームにはさままざまな種類のものがあります。
外出するときにはSPF20以上のものを使用します。
海や山などでのレジャーを楽しむのであれば、SPF50程度のものを使うようにしましょう。
日焼け止めクリームは効力を発する時間が限られています。
朝塗ったら夕方まで紫外線を防止してくれるというわけではありませんので、3時間ごとに塗りなおすようにしましょう。