ハイドロキノンの効果は、お肌の美白です。
既に欧米ではとても人気がある薬品です。
まるでお肌を漂白するかのように白くしてくれるために、かなり高い効果があると評判です。
ハイドロキノンは、メラニン色素を作る酵素の働きを抑えます。
メラニン色素はしみを作る原因とされているものでメラノサイトという細胞で作られますが、 ハイドロキノンはこの細胞の数を減らすことができるとされています。
欧米では、しみやそばかすを消すために使われています。
薄くするというよりも、脱色するといった方が適切でしょう。
それだけ美白効果が高いのです。
ビタミンCなどの美白成分と異なる点は すでにお肌に沈着してしまったメラニン色素、つまりしみを取り除く働きがあることです。
しみ治療に使われるハイドロキノン
以前は、ハイドロキノンは日本においては欧米ほどは広く使われているわけではありません。
というのも、薬事法で制限されていて、医薬品として しみの治療を行うために使うことができる、とされているからです。
しかし最近では、ハイドロキノンが配合された化粧品も販売されています。
安全性を考慮して作られているために、医師の処方ほど薬ほど配合量は多くはありません。
ですから、効果がそれほど高くないのでは?という意見もあります。
しかしもちろん美白効果はありますので、ハイドロキノン配合の化粧品を試してみる価値はあります。
浸透力に優れたハイドロキノン化粧品ですと、効果をより実感できやすいようです。
ハイドロキノンが効果を発揮するしみは、お肌の表層にできているものです。
お肌の奥深くにできてしまっているしみは、かなり時間をかけないと薄くならないとされています。
このようなしみは、皮膚科クリニックで医師相談の上、レーザー治療などの治療法などを検討してゆくことをおすすめします。